フィンランドに再び触れて
続けて、もう1つ綴ろうと思います。
昨日、お茶の水女子大で 「 フィンランドの家族と福祉-「 子どもの貧困 」 克服への手がかり-」 という講演会があり、講師は昨年2月に訪問したフィンランドのユヴァスキュラ大学の教授でした。
新聞で案内の小さな記事を見つけたとき、なんだか嬉しくて心が躍りました。
早速申し込んで、早めに出かけてきました。
昨年訪問したときに写した学長との写真や、教員養成研究所所長にレクチャーを受けているときの写真等を数枚持って行って、思い切って英語で話しかけてみました。
とたんにニッコリされ、大学前での写真には 「 私の大学です 」と指さして喜ばれ、「 この所長は妻の上司です 」 と・・・ああ、もっと語彙が豊富であれば、もっと話せたのに・・・といった感じでした。
もちろん、講演内容も非常に興味深く、フィンランドの家族形態に私たちの日本も背景や文化の違いはあっても、似たようなものも感じました。
社会制度としての結婚の重要性が低下してきていることや、家族形態や家族生活が多様化していること、親から自立していく年齢が高くなっていること・・・等々がありました。
ただ大きく違うのは教育の確かさです。例えば、日本で問題となっている十代での妊娠は、性教育がしっかり行われていることと、自分の身を守るのは自分という考え方がしっかり定着していることから、そういう問題はないそうです。また、フィンランドではノーマライゼイションの考え方が教育現場に根付いているので、障がい者に対する国の施策も違います。
たくさん、たくさん盛りだくさんの内容でしたので詳細は省きますが、日本の子どもたちとフィンランドの子どもたちの「貧困」は、国のあり方のところから違いがあるなぁ・・・と感じ入った次第です。もっと知りたい、もっと勉強したい、そんな意欲が喚起された講演会でした。
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