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2011年11月24日 (木)

フィンランドに再び触れて

続けて、もう1つ綴ろうと思います。

昨日、お茶の水女子大で 「 フィンランドの家族と福祉-「 子どもの貧困 」 克服への手がかり-」 という講演会があり、講師は昨年2月に訪問したフィンランドのユヴァスキュラ大学の教授でした。

新聞で案内の小さな記事を見つけたとき、なんだか嬉しくて心が躍りました。
早速申し込んで、早めに出かけてきました。
昨年訪問したときに写した学長との写真や、教員養成研究所所長にレクチャーを受けているときの写真等を数枚持って行って、思い切って英語で話しかけてみました。
とたんにニッコリされ、大学前での写真には 「 私の大学です 」と指さして喜ばれ、「 この所長は妻の上司です 」 と・・・ああ、もっと語彙が豊富であれば、もっと話せたのに・・・といった感じでした。

もちろん、講演内容も非常に興味深く、フィンランドの家族形態に私たちの日本も背景や文化の違いはあっても、似たようなものも感じました。
社会制度としての結婚の重要性が低下してきていることや、家族形態や家族生活が多様化していること、親から自立していく年齢が高くなっていること・・・等々がありました。
ただ大きく違うのは教育の確かさです。例えば、日本で問題となっている十代での妊娠は、性教育がしっかり行われていることと、自分の身を守るのは自分という考え方がしっかり定着していることから、そういう問題はないそうです。また、フィンランドではノーマライゼイションの考え方が教育現場に根付いているので、障がい者に対する国の施策も違います。

たくさん、たくさん盛りだくさんの内容でしたので詳細は省きますが、日本の子どもたちとフィンランドの子どもたちの「貧困」は、国のあり方のところから違いがあるなぁ・・・と感じ入った次第です。もっと知りたい、もっと勉強したい、そんな意欲が喚起された講演会でした。

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学びの場は必要とする子どものために

季節は確実に寒い冬に向かっていることを、ここ数日の風の冷たさが教えてくれています。

今年の暑かった夏の記憶が体にあるうちに・・・と薄着に努めてきましたが、空気の乾燥にはかなわず喉の痛みと咳にとうとうやられ、風邪かな・・・?と薬を飲んだりしています。
やせ我慢はせずに、今日は手編みのポンチョまで着込んで出てきました。

先週は公営企業会計決算特別委員会も大詰めを迎え、各会派からの意見開陳が行われ、都議会民主党を代表して私がさせていただきました。
予算委員会で付帯決議とした築地市場関連の中央卸売市場会計のみ不認定で、他についてはそれぞれ要望を述べて認定と致しました。詳細は、都議会議事録HPをご覧ください。

また、先週から今週にかけては、子育て・教育関係の陳情への対応が多くありました。
そのうち2件について、皆さまにも知っていただきたく、少しお知らせ致します。
1件は、障がいのあるお子さんの親御さんたちからです。
お子さんが通っている特別支援学校が再来年廃校になり、今の学校より少し遠方に新設される学校に移れるかどうかが定まっていないのだそうです。また、もし移れることになったとしても、通学バスでの乗車時間がこれまでより倍近く長くなり、子どもの状態から疲労度が増すことが懸念されるので、バスの増便により解決できないか・・・といったようなご心配でした。

私たちの中央区には特別支援校が無いため、子どもたちは近隣地域の学校へ通わなくてはなりません。子どもは地域で育て、地域の子どもたちと共に学び、遊び、地域での暮らしを楽しませたい。出来るなら、地域で働き、生活を営んでいけるようであってほしい・・・これが親御さんの切なる願いです。
でも、中央区に学校が無いので、他地域の学校に行かざるを得ません。
特別支援校は都立ですので、都民であれば誰でも通えるのですが、自分の地域に学校があるのと無いのとでは子どもだけでなく、親御さんにとってもいろいろな心理的負担があるようです。

もう1件は、心の問題や障がいによって高等学校へ通えなくなってしまっている、そんな子どもたちのための学びの場を作っている方からのお話でした。
通信制の形を取っているけれど、毎日通学して、子どもたちは自信を身につけ就労につなげられるようにしているとのことでした。
中央区の日本橋富沢町にその学院はあるとのことでした。
近いうちに、授業の様子、子どもたちの様子を拝見させていただくことにしました。

「みんなちがって みんないい」 のように、子どもたち、人それぞれの生き方が認められる社会の構築が、難しいけれど大事だと思います。
皆誰しもが判で押したように生きられるわけではありません。また、偏差値の高い学校を出たからといって、人として偉いとか立派であるとかではありません。
先頃来日されたブータン国王のお話「心の中の龍」ではありませんが、それぞれに龍を育てているのです。自分でうまく育てられない場合は、誰かが少し手助けして・・・これでもいいと思うのですがどうでしょうか。
うまく社会に適応していけない子どもたちを救う場所を作ろうと、日々努力されている方の熱いお話し振りに頭が下がる思いでした。

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2011年11月10日 (木)

ものづくり・日本の誇れる技術力

一昨日(8日)と今日(10日)は、午後1時から経済・港湾委員会がありました。
事務事業のみに関する質疑が出来る日は今回だけですので、質問者及び質問数が多く、終了予定が9時半を過ぎてしまうことになるため、皆で協力して少しでも時間削減に努めた結果、両日とも午後8時前には終えることが出来ました。
それにしても、途中に15分休憩を2回取っても、長時間は疲れます。

今日は労働委員会と産業労働局関係の質疑でしたので、雇用支援事業や融資事業、観光事業などに関することが多かったのですが、その中で、東京の大田区などの「ものづくり」関連の質疑もいくつか出ていました。

先程、テレビ朝日の「ニュースステーション」を見ていましたら、タイのアユタヤの工業団地内に 「 onry OTA techno park 」について放送していました。
大田区が出資したのではなく、タイの事業者が造ったそうで、 OTA としたのは、技術力の代名詞として有名であるから・・・とのことでした。
もちろん、そこには東京の大田区から工場の一部を移転させた工場もあり、工場主の人の話ですと、「 移転をしたのは2005年で、あのとき決心していなかったら、日本でも海外でもやっていけなかった。決心して良かった。」 ということでした。

東京の大田区、すごい!
日本には、大田区の「ものづくり」だけでなく、たくさんの優秀な技術力があります。それらをしっかりと守り育てていくことに力を注ぐべき、と今日の委員会でもそうした意見が多くありました。韓国や中国に追いつき追い越されてしまった感がありますが、いえいえ、日本の技術、産業力は世界に誇れるものがたくさんあるのです。大事にしていかなくてはならないと、改めて感じ入った一日でした。

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2011年11月 7日 (月)

NY交通視察を終えて

交通政策調査会のメンバー8人で、ニューヨークの交通政策の視察に2日から出掛けて、今日(7日)の夕方帰ってきました。

2日の午前11時20分に成田を出て、日付変更線を越えるのでNY到着は2日の午前9時半ごろでした。到着してそのまま、JAL職員の方にJFK空港内を案内していただき視察しました。ゆりかもめのような無人のAIR TRINが走っていて、8つのターミナルを巡ることができます。空港内循環車と市内地下鉄につなぐ車両とがありました。

空港視察の後は、マンハッタンに出てクレア(日本の都道府県が共同で作っている行政機関)事務所にて昼食をとり、その後は地下鉄に乗って「ポートオーソリティ」を訪問し、空港計画部門の方々とお会いし、NYの空港計画についてレクチャーを夕暮れまで受けました。
飛行機の中では皆あまり眠れず、殆ど徹夜状態での初日でした。

3日はバスに乗って、グランドセントラルステーションに向かい、駅構内を視察しました。東京駅のようなものです、と説明を受けましたが、立派な駅でした。駅建物の壁の時計はティファニー製だそうです。構内にある鉄道博物館の分室のような展示ブースを見学し、昼食の後は地下鉄に乗って「911MEMORIAL(グランドゼロ)を訪問しました。
全員で黙祷を捧げ、あの日の夜のテレビニュース画面に映った映像を思い出しました。
1時間ほど見学の後、NY市の「タクシー&リムジン」部門を訪問し、ここでも丁寧なレクチャーを受けることが出来ました。

4日は朝9時半から 「 MTA 」(地下鉄部門)を訪問し、12時近くまでビッチリと中身の濃いレクチャーを受けました。
その後、地下鉄でクレア事務所に移動し、12時半からNPO「vision 42」のメンバーの人たちとNY市のRLT(路面電車)についてランチプレゼンテーションでした。
その後また地下鉄で移動して、NY市の「 Office of Long Term Planning and Sustainability 」
を訪問し、NY市が2007年から立てた10年計画についてレクチャーを受けました。
その後も地下鉄で移動し、4時半からNPO「Transportation Alternatives」 を訪問。

5日はマンハッタンエリアの交通状況を視察してきました。地下鉄は24時間運行ですが、休日の運行ラインや本数が異なるので注意して乗らないと大変です。また、4車線の一方通行が多く、そのうちの1車線はバスの優先路線になっていました。バスは2台連結車も多く目にしました。

NYは治安が落ち着いてきたそうで、地下鉄は怖いといったイメージがありませんでした。ただ、日本の地下鉄に比べたら、駅もホームもきれいではなく、エスカレーターやエレベーターといったバリアフリーに関しても遅れている様子でした。
視察に関しては、また追々書いていきたいと思います。今夜は時差ボケで疲れてますので、ここまでとします。

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