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2011年5月31日 (火)

共に生きる

東京地方は早くも梅雨入りし、また早くも台風がやってきました。今回の震災による被災地の皆さんにとっては、これからの季節はまた不安をもたらすものです。一日も早い復旧作業や、新たな対策を講じてほしいと願うばかりです。

土曜日(28日)は、東京都障がい者スポーツ大会の開会式が駒沢オリンピック公園総合運動場で行われました。雨降りにもかかわらず、たくさんの選手や応援者がかけつけ、東日本大震災の被災者への黙祷から始まり、炬火、選手宣誓など1時間ほどのセレモニーでした。

日曜日(29日)は、新宿の大久保地域センターで「東京の日本語教育・日本語学級を考える集い2011」に出席してきました。
もう18年ほど前になりますが、拓殖大学語学研究所で単位を修得し日本語教師の資格を取りました。そこで知り合った日本語教師で生活している方の話では、当時でも様々な課題だらけの日本語教育でしたが、在住外国人が増えた今日では、更に問題が膨れあがっているように感じました。

今読んでいる「格差と貧困のないデンマーク」(千葉忠夫・著 PHP新書)の中に
現在の日本社会は、あまりにも「人よりも人よりも」を全面的に出している社会であると思います。これでは社会的に弱い立場にある人は救われません。
弱肉強食は動物の世界です。
私たち人間は共生、共存、そして連帯して住みよい社会を築いていくのです。
強者が弱者を助ける社会は、人間として当たり前の社会なのです。

と、ありました。

助け合える社会、それは今の原発問題にも繋がります。
渋谷のミニシアターで、今月は鎌仲ひとみ監督の「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディー」「六ヶ所村通信№4」が特集されていました。
初めの2本は連休明けに、そして3本目を昨夜観てきました。
たくさんのことを考えさせられました。
私たち人間は、あらゆる生き物、動物、昆虫、植物、魚類・・・と共にこの地球に生きていることを考えたら、人間だけにとって生きやすい、住み心地良い社会を作り続けたら、いつかどこかで自滅することを覚悟しなくてはなりません。
これからの未来を生きる子どもたちのためにも、今しっかりと十分に足もとを見つめ直さなくてはいけないと思うのですが・・・。

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2011年5月27日 (金)

感謝そして反省

今朝の朝日新聞「天声人語」に、コンビニから震災募金箱が盗まれたり、震災に乗じた振り込め詐欺や悪徳商法が起きていたりする・・・云々とありました。
震災時、世界は配給に列が出来、暴動もない被災地を、「さすがに民度が高い」と日本をたたえたが、善人ばかりの世でもなし、日本人の倫理観が飛び抜けているとも思わない・・・とも書かれていました。

善人もいれば、悪人もいるのが世の中です。でも、善人に救われ、ほっとする喜びは大きいです。
そんな体験を、つい先日しました。
22日の日曜日、午前中の福祉関係の会合を終え、お昼過ぎにタクシーを自宅近くの地下鉄入り口のところで降りました。片手に荷物をまとめ持ちし、右手には住まいの鍵を持ってそのまま帰宅し、財布が見あたらないことに気がついたのは、午後も4時をすぎてからでした。
ちょうど近所に買い物に出ようと思ったときでした。

カバンの中はもちろん、いつも置きそうな所をあちこち探してみましたが、みつかりません。
もしかして、タクシーを降りたときに支払いを済ませて、左手に荷物をまとめ持ちしたときに・・・と思いを巡らし、それしか考えられず取り敢えずタクシーを降りた場所まで行って探してみましたが人通りの激しい所、あるはずがありません。
家に戻り、財布に入れていた銀行カードを止める手続きを進めました。

それから一番近い交番に行きましたが不在で、そのまま歩いて5分ぐらいの交番へ行きました。お巡りさんに話をすると、すぐに連絡を取ってくださり、「該当するものが○○の交番に届いています」と言われ、自宅に引き返す方向の近くの交番へ行ってみました。
いろいろと訊かれ、用紙に書き込み、目の前に差し出された財布を目の前にして、「良かった!」という思いよりも、「よく現物のままあったなぁ!?」という思いの方が先でした。
財布の中身は、全部そのままあったのです。

拾ってくださった方は、お礼はいらないと言ってました、とのこと。
この近所の方ではなく、もんじゃ焼きを食べにきた人らしいです、とのこと。
「ありがとうございました!」とお礼を述べ、戻ってきた財布を大事に手提げ入れにしまい自宅に帰りました。

友人に話したら、「それは奇跡よ!」「いつも忙しすぎるから、心が集中していないの。たまには月を眺め、気持ちを休ませて!」と言われました。
心ここにあらず、のような生活に忙殺され、じっくりと物事を考える生活をしていないことが反省させられました。
今回の財布事件が、自分自身を、日々の生活を見直すきっかけを作ってくれたような気がしました。感謝です。拾ってくださった方に、そして目に見えない教えに、感謝です。

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2011年5月23日 (月)

島の視察

大変長い間留守をしてしまった感じです。
パソコンの調子が悪く、一度フリーズして直ったのですが、またすぐに動かなくなり、にっちもさっちもいかないままに日が経ってしまいました。

この間いろいろなことがありましたが、直近の記事を書きます。

先週の火曜日(17日)から金曜日(20日)まで、伊豆七島の四島を視察してきました。
予定では、利島→大島→新島→式根島→神津島の五島でしたが、船の接岸状況の関係から利島には行けませんでした。
今回は、港湾関係と福祉保健関係の施設、港や道路、ヘリポート、病院、老人ホーム、博物館を中心に視察しました。

どの島も、道行く人に出会うことが少なく、人口の少なさを感じました。
島民の高齢化も進んでいて、老人福祉施設の拡充が重要課題のひとつでした。
また、3.11の東日本大震災を受けて、津波に対する護岸対策や防災対策が喫緊の課題ともなっているとのことでした。

新島では、学生時代の先輩が赴任していた小学校は統合され廃校となっていましたが、「うちの娘の担任だったよ。今でも年賀状はやりとりしているよ」 といった方の声を聞くことが出来て嬉しかったです。
また、大島では、遠い昔にギリシャを旅したときに知り合い一緒に楽しんだTさんがホテルを経営されていることを思い出し、地元の方に話したところ連絡を取ってくださり、お電話で話すことができました。

島によって海の色が違うことも確認でき、特に神津島の周りの海の色は、地盤が白砂のために透き通ったマリンブルーで、とても素敵でした。
天上山にも登り、頂上から眺める景色は溜息の出るほどの絶景でした。
東京には、こんなにも美しい島々があることを、もっともっと都民に知らせて、たくさんの人たちに足を運んでほしいと思いました。

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